【成功のパラドクス】成功したことで失敗の道に進む話

どうもアラサー男子オスギです。
今読んでいる『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』(著 グレッグマキューン、訳高橋 璃子、かんき出版)で出てきた「成功のパラドクス」が個人的に興味深かったので、紹介します。

 

今回の気になった一文
『成功を求めることによって、人は失敗してしまうのだ。』
です。

 

 

仕事ができる人に仕事が集まる話



社会に出て働いている人であれば、身に覚えがあるでしょう。
仕事のできる人・仕事で成功した人にどんどん仕事が任されていきます。
学生の場合だと、なかなか当てはまりづらいかもしれませんが、イメージとして、スポーツ万能なクラスの人気者が学級委員にも選ばれるといった感じでしょうか。

 

この、優秀な人・成功した人が失敗に向かっていく流れを説明していきます。

 

①成功を目指す

成功するために、まず目標を決め、努力して達成する。

 

②頼られる人となる

成功したことによって、周りから頼られる人・仕事のできる人となり、周りの人から仕事を頼まれることが多くなる。

 

③やることが多くなる

様々な人から頼られ、仕事を頼まれることになり、それら全てを成功させようとする。
その為、自分の力と時間を分散させる必要が出てきてしまう。
その結果、様々なことが中途半端になってしまう。

 

④結果として失敗する

携わっていることが中途半端になり、失敗してしまう。

 

 

成功して、さらに成功を追い求めた為、自分のキャパを超えてしまい、失敗してしまうという話です。
これが『成功のパラドクス』です。

 

 

成功のパラドクスに陥らないために



この『成功のパラドクス』ですが、対処方法を知っていてもなかなか回避するのが難しいです。
ただ、対処方法を知らないと、簡単に陥ってしまうので、対処方法についてご紹介したいと思います。

 

それは
①自分自身の能力・やりたいことの把握し、基準を持つ
②その基準に則って「No」と言う
です。

 

 

この『成功のパラドクス』の話ですが、問題はまず仕事をどんどん引き受けてしまったことです。
そして、かつ、それらを全て成功させようとしてしまったことです。
この失敗の原因は自分の能力を超えてしまっていたのにも関わらず、仕事を引き受けてしまっていることです。

 

なので、まず自分の能力を把握することです。
そうすると、全てを成功させることはできないと気づくことができます。
そこで取捨選択する為に、自分がやりたいと思うことだけを拾えるように、基準を持ちます。
その基準に則って、基準に合わないものには「No」と言って断る。

 

こうすることで、成功にすることよって、頼まれる・任される仕事を自ら選択し、自分で成功できる量に抑え、キャパオーバーによる失敗を回避することができます。

 

 

基準の作り方とNoと言う断り方



対処方法を記載しましたが、「基準を作る」「Noと言う」は慣れないと難しいことだと思います。
この記事を書いている自分自身も、上手にできていません。
正直とても難しいです。

 

ただ、難しいと言って、やらないのでは一生できないので、自分なりに工夫していることを紹介したいと思います。

 

「基準を作る」で意識していること

これって本当にやりたいことだろうか?
その場限りで人にいい顔をしたいだけではないか?
これをやらないことでできる時間で、他のことをやる方が自分のやりたいことではないか?

 

と自問自答します。
その際に、見栄を張らないように意識し、自分の心に素直になって答えを探します。

 

「No」と言うときに意識していること

「No」と言うことは、断るということです。
自分は心苦しいと思ってしまいます。
その為、なかなか直接的には言うことができません。
とはいえ、Noと言わないといけない場面もある為、自分は、下記のように工夫しています。

①代替案を提案して、自分はできないことを伝える。
②期限を聞いて、その期限までには他の仕事があるので、間に合わない可能性があると伝える。
③頼まれたことの部分的にはできるけれども、全部はできないと伝える。

 

完全に「No」とは言えればいいのですが、それが自分にとっては難しいので、上記のように、遠回しに「No」と伝えています。

 

 

『成功のパラドクス』は厄介なものです。
理屈を理解して、対処法を理解してもなかなか実行しづらい。
ただ、このパラドクスに陥ってしまっていると、成功から遠のいてしまう。
近視眼的な視点ではなく、もっと物事を大きく、そして長期的な目線を持って行動していくことが要求されると感じています。
対処法である「自分の能力を把握する」「基準を作る」「Noと言う」は常日頃から意識して行動していこうと思います。

 

ではでは

 

オスギ

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