【適職の探し方】就職・転職・独立する前に知っておきたいこと

どうもアラサー男子オスギです。
2020年になって約1ヶ月経ちました。
この時期って、実は転職活動をしている人が多い時期なんです。
なので、そういう人たちの為に、科学的に自分にあった適職探しについて記事にしようと思いました。

今回参考にした本はこちらです。
科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

 

この本に書かれていた内容をもとに今回は説明していこうと思います。

 

 

適職の定義


この本で言われている適職の定義は
「あなたの幸福が最大化される仕事」
です。

つまり、その職業に就き業務を行っていくことで、喜びを感じる場面が増えて悲しみや怒りなどネガティブな感情を減らしてくれ、生活の満足感が上がる事です。
そんな適職を探していくためのコツを紹介されている本です。

 

 

ハマりがちな罠


まず自分の適職を探す為に必要な項目を説明する前に、一般的に職業選択の際に検討される項目が実は科学的には幸福に繋がらない例を紹介したいと思います。
本の中では7つ紹介されていますが、個人的に重要だと感じた3つを紹介したいと思います。

1、好きを元に選ぶ
2、給料の多さで選ぶ
3、適正にあった仕事で選ぶ

どれも仕事を選ぶ際に気になるポイントかと思います。
ただ、残念ながらこれらは先ほど挙げた定義の「あなたの幸福が最大かされる仕事」には繋がらないのです。

 

まずは「好きを元に選ぶ」
好きなことを仕事にする人は本当に幸せか?などの多くの研究で言われている結論は、
「好きなんことを仕事にしようがしまいが、最終的な幸福感は変わらない」
ということです。
これらの多くの研究から言えることとしては「なんとなくやっていたら、楽しくなってきた」から天職が見つかるということです。

 

次に「給料の多さで選ぶ」
給料と仕事の満足度の相関を研究した結果によると、相関係数が0.15しかなかったという事実です。
相関係数は1に近ければ近いほど、関係があるといえますが、0.15という数字はかなり小さく、統計的にはほぼ無関係と言えるレベルです。
この相関係数0.15から言えることは、「給料が高くなれば仕事の満足度は少しだけあがるかもしれないが、現実的にはまず意味がない」程度のことです。
もちろん、最低限生活をしていく程度のお金は必要ですが、給料が多くなっていっても幸福感は高まらないということです。

 

最後に「適正にあった仕事を選ぶ」
これは自分の知能や興味、性格、過去の職歴などの多くの要因を、適性検査などを元にチェックして、それに合った職業を探すことです。
その人の仕事の成果を、働く前に適正をみて判断ができるかどうか?、そういうような適性検査があるのかどうか?という研究の結果によると、最も精度が高いとされた検査でも、候補者の能力の29%しか説明できなかったことがわかりました。
この研究で対象となった適正検査は「普通の面接」や「インターンシップ」、「これまでの職業経験」も挙げられ、これらの精度は29%よりも更に下回るものでした。
つまり、事前に行う適正判断は実際の仕事のパフォーマンスを予測するためには役に立たないことがわかります。

 

ではどのような項目を基準に適職を探していけばいいのか、次の章で説明していきたいと思います。

 

適職を選ぶ為に考えるべき項目


この本で言われている適職(幸福感を最大化する仕事)の条件とは7つあります。
それがこれらです。
1、自由
2、達成
3、焦点
4、明確
5、多様
6、仲間
7、貢献
今回の記事はこの中から3つ(自由、明確、貢献)を取り上げてみたいと思います。

 

1、自由
ここでいう自由とは「その仕事に裁量権はあるか?」ということです。
具体的には、ある仕事を任された時にその仕事のやり方や、仕事をする時間、仕事のペースについてどの程度自分でコントロールできるのか?ということです。
いわゆる仕事の裁量権がどの程度自分にあるのか?というところが大事な要素となってきます。
この裁量権が大きければ大きいほど、幸福を感じやすい仕事になるということです。

 

2、明確
この明確とは具体的に、行う仕事のタスクが明確であるのか?、行った仕事の成果を評価する基準が明確であるのか?ということです。
つまり、自分の行っている仕事は何の為に行っているのか?、どのように役に立っているのか?がわかっている状態。
そして仕事の成果によって、給料や昇進などの評価基準が明確であるということです。
この明確さが幸福感につながるということです。

 

3、貢献
ある研究によると「満足度の高い仕事は他人を気遣い、他人に新たな知見をつたえ、他人の人生を守る要素を持っていること」となっています。
その為、満足度の高い職業として上位に入ったものは、聖職者や理学療法士、消防員、教育関係者などでした。
つまり自分の行っている仕事によって、誰かに貢献できていると感じられてると幸福感が上がるということです。
これはアドラー心理学でも言われている「貢献感」と似ています。
この貢献ですが、実際に同じ行動をしても「自分の行為が他人の役に立った」と実感する必要があります。
そういうような仕組みができていることも、この貢献感を高める要因の一つとなります。

 

今回は3つのみを紹介しました。
この3つだけをまとめてみると
まず行う仕事の目的やゴールが明確であり、それを達成するための仕事のやり方は決められる。
そして、その仕事をやって出てきた成果について評価する基準は明確にあり、そしてその自分が行った仕事で他人の役に立てていると自分が実感できている。
そんな仕事が自分の幸福感を高めるということです。

 

この3つだけでも重要な要素でありますが、その他の4つの要素についても認識して職業を選ぶと、ここでいう適職に近づいていきます。

 

最後に


ちなみに、今回は個人に焦点を当てて、適職の探し方について書いていましたが、このような組織を作ればそこで働いている人の幸福感は高まるということです。
つまり、裁量権という自由があり、行うタスクと評価制度が明確で、貢献感を感じられる組織を作れれば幸福感を感じられるということです。

 

是非とも今の仕事に満足しておらず転職や独立を考えている人、現在転職活動中の人、新卒の就職活動中の人に読んで、自分のキャリア選択に役立ててもらいたい一冊です。
そして、これから組織を作っていく人、そしきを変えていこうという人にも役立つ一冊だと思っています。

 

ではでは

 

オスギ

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